macha*REVIEW 16：green fish*：SSブログ

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再上映で観て参りました！

THIS IS IT

※ネタバレ注意！（結末は書いてませんが、何もみないで映画をご覧になりたい方はご遠慮ください）

ご存じMichael　Jackson、ラストツアーになるはずだった「THIS IS IT」の
リハーサル風景＋ツアーで使用予定だったムービーを、
舞台監督だったケニー・オルテガが再編集した映画。

まずは、ダンサーオーディションの場面からスタート。

何万人と全世界からダンサーが集まる。世間一般では一流のダンサーと言われているであろう人達が、

番号を呼ばれた時点で、どんどんステージ上から姿を消していく。

はっきり言って、素人目からみても違いなんてわからない。その中から才能があるもの、

セクシーさがずば抜けている人、といった理由でマイケルや監督、コリオグラファーが選抜していく。

「君たちの踊りはマイケルの一部なんだ！」

そう言った監督の一言がとても印象的だった。

何万分の一の確率でメインダンサーに選ばれた人達が、涙ながらに「生きる目的を見つけることができた」

「マイケルと同じステージで踊れるだけで夢のようだ」と誰もが本番を待ちわびている様子が伺える。

この時点で、あたしゃー号泣したねっ

どんだけのラッキーをつかんだ人達なんだ！
悲しさと同時にくやしくてくやしくて仕方なかっただろうな。

次々と名曲のリハの映像、そして音源が続く。もちろん全てMJは生声だ。

踊りも歌も何一つ昔と変わらない。そして全てのテンポ、キーを把握している。

ちょっとのテンポの違いも妥協を許さない。余韻の間にいたっても。

ここで一人の女性ギタリストに焦点をあてたい。

Orianthi Panagaris［オリアンティ・パナガリス］

弱冠24歳。
「12人の偉大な女性エレキギタリスト」として名を連ねている彼女は
このツアーのギタリストとして大抜擢された。

「Beat It」でのギターソロリハーサル。

どう聞いても完璧！そしてうまい！！

でもMJは「キミのだせる一番高いキーで弾いて！ここはキミの見せ場だ！ぼくも一緒にいてあげるから」

…自分だけのショーじゃなく、全部がショー。

「想像のつかない才能を観客にみせつけてやろう」

才能ある人は才能だけじゃダメなんだ。
才能の上を行かなきゃいけない。
一切の妥協なんてできない。
なんで、このコンサート実現できなかったんだろうと悔やまれる。

会場で流すムービーもこのまま映画1本作れるんじゃないかと思うくらい
すごいクオリティーです。VFX使いまくりです。
smooth･criminalなんて鳥肌立ちました。
あの、体が斜めになる「ゼロ・グラビティー」がなかったのが残念でしたが

ドキュメンタリーのようでちょっと違う感じ。
衣裳を着ていないライブをみているかのような感覚。
立って踊って、叫んで、手拍子し出したいくらい。
最後はもちろんアンコールまで！

リピーターが多いのもうなずけますね。
ライブの後のように、観た後は興奮が冷めやらない感じが続いてました。
感想聞かれても「すごかった」としか言えないの（笑）
これ映画じゃないですね、ライブです。
観なきゃわからない感動なのかも。
いやーっ、ほんと一人で大興奮してました！！
ほんと、勝手に興奮しっぱなしでスミマセン！！！

まだ再上映が続きそうなので、もっかい観ようかしら。
そして、ブルーレイ。。。買おう（笑）

☆実はブルーレイをみるハードが必要だったりします。